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2019年12月29日

血流と人参と50度洗い#オーガニックサポーター薬膳おおいたミニ情報❄️

大分県からの委嘱をいただき、本年度「オーガニックサポーター」としてオーガニック野菜や大分県産野菜の魅力をお伝えしています。


先日送られてきた有機野菜の人参には青々とした美しい葉がついていました。人参はもちろんすぐに食べました。
年末の忙しさから、ほたらかされた葉は可愛そうにシナシナ

50度洗いでピンと復活しましたよ✨

50度の湯に数分つけるだけで細胞が活性化しピンとなり、甘みや旨みが増しさらに日持ちもするんです。
平山一政先生が推奨され別府の蒸士茶楼さんでは50度蒸しの料理も食べられますね


その人参葉をふりかけにしました。大根の葉も一緒に
#オーガニックサポーター薬膳おおいたミニ情報
❄️冬は補う季節。この時期にしっかり『血を補う』こと。春は急激に陽気が高まり血の流れがスムーズにいかず不調の原因となります。まずはめぐりの原料である血を養うことが大切。それは今‼️

人参には血を養う効果が優れ、血の貯蔵を司る「肝」の血を養います。
そして、葉の方がその効果は高く、カロテン、カルシウム、鉄分が多いのは現代の栄養学でも証明されています。


今回は、さらに血を温め巡りをよくする「紅花」「生姜」を。
そして血そのものを作る「クコの実」「黒ゴマ」を。
肝血を作り出す「まぐろ節」。めぐらせる「チンピ」。を脇にかためました❤️
「くるみ」は今とりたい補腎。
『血流をよくする』と言うときには、血そのものを増やす食材も必ず入れます。
『血を作る』と言うときには、血を動かす食材も必ず入れます。

方剤や漢方には『君臣佐使』というルールがあります。
メインの生薬効能を、より効果的に体に届けるために補佐する生薬をブレンドする。それによりバランスよく効果を最大に発揮することになるのです。

それを、食事に置き換えたのが『薬膳』です。
体によいから、ブームだからと一つの食材をとるのではなく、それぞれの持ち味をうまく使って献立に取り入れる。その考え方が薬膳であり、特別な料理でも難しい料理でもありません。

そして、なにより美味しいこと。
体が必要とするものは美味しく感じます。
難しく考えず、体がほんとうに欲しているのか。自分自身の体の声を聞きながら毎日の食事に活かしていく時に薬膳の考え方を活用できたらと思います。

【人参 甘平/肺脾肝】
血が不足すると目に出ます。
目の乾燥、かゆみ、視力低下。そんなときは目薬よりも『血を補う』ことが根本的対処となります。

【紅花 辛温/心肝】
血の流れを活性化させ血流をよくする。生理不順、生理痛によい。効果が大きく、生理中や妊娠中は禁忌。使用を避ける必要がある。また血そのものが少ない血虚の人は避ける(原料の血がないと空回りしてしまう感覚)

(薬膳的な所見です。体調に不安のある場合は医療機関や漢方専門、中医師を受診下さい)




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