2019年10月07日
【10月 杵築公民館薬膳教室でした】

本日のメイン講師は梨とみかんの生産者でもあります。✨杵築市 豊予農場の石児賢二さんです✨
秋の薬膳では、梨をよく使います。
それは、秋の乾燥からくる不調対策として、体を潤す食材の代表の一つに梨であるからです。
口渇、痰の多い咳、声かれ、肌荒れ、喉の痛みなど。
肺は潤いを好み乾燥をきらう臓器。生でも美味しい梨は、火を通すことでさらに臓腑までもをしっかり潤します。生津が養陰となります。
石児さんからは梨の生育の様子を。春には桜によく似た白い花をつけ、梨園では梨の花見を楽しむのだとか
太陽による光合成で梨は育ち、瑞々しさはホタルの舞う美しい水を夏の間は3日に一度たっぷりと畑に活水するそう。豊予農場の梨は大きくもとても瑞々しいのはその手間のおかげ。大きさと甘味と瑞々しさのバランスのとれた美味しい梨の秘密を知ることができました
陽の気と、陰の水と、人の血(精神)によって、豊予農場の梨は今年も実り、私達の肺を潤し、夏に失った津液を補い、免疫力(気)をアップさせ、丈夫な体と心を作ってくれる。それがこんなに身近にあり私達の口に入る(心土不二)。
そんな気付きををいただいた、石児さんのお話でしたそんなことよりなにより、美味しい‼️
今、一番忙しいであろう時期に、杵築教室のみなさんの学び為に時間をいただき、ありがとうございました。
今月の薬膳教室でもひきつづき、そんな想いのこもった素晴らしい梨を使って、秋の養生をお伝えします
梨
【涼/甘微酸 肺脾胃 】
生津、潤肺、清熱、化痰、止咳、潤膚、解酒
⚠️教室連絡⚠️
大分教室の10月は、通常どおり「稙田公民館」で開催します。日にちは10/21月に変更しています。
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